【バイクの車検の費用】
バイクを所有する際、排気量が250ccを超える場合は定期的に車検を受ける必要があります。車検には何をチェックするのか、そして費用はどのくらいかかるのか、その詳細について解説します。
項目1:車検証記載内容との相違・外観確認
車検では、車検証に記載された内容と実車の外観を比較します。ハンドルのロック、車体サイズ、ミラーの仕様、タイヤ、オイル漏れ、反射板などが審査されます。改造がある場合、寸法の違いがある場合は構造変更の申請が必要です。
項目2:灯火類の検査
車検ではヘッドライト、ブレーキランプ、ウインカー、ホーンの機能を確認します。エンジンをかけ、検査員の指示に従ってこれらの装置を作動させ、正常に機能するかを確認します。
項目3:排ガス・騒音検査
排ガスおよび騒音の検査が行われます。マフラーの排気口に測定装置を使用し、基準を満たしているかを確認します。
項目4:スピードメーターの検査
スピードメーターの正確性を確認するために、特定のテストが行われます。スピードメーターが基準と一致すれば合格です。
項目5:ブレーキの制動力検査
前輪と後輪のブレーキ制動力を検査します。一定の速度から急停止ができるかどうかが評価されます。
項目6:ヘッドライトの光軸・光量の検査
ヘッドライトの光軸と光量を調整し、基準を満たすかどうかを確認します。不合格の場合、調整が必要です。
車検には法定費用がかかります。初年度登録の場合、法定費用には重量税、自賠責保険、印紙代などが含まれます。自身で車検を受ける場合、この法定費用のみですが、業者に依頼する場合には基本料金や代行手数料が追加されます。合計すると、バイク車検の費用相場は約40,000円程度です。
車検を検討する際には、これらの項目と費用を考慮し、予算を計画することが大切です。